花の生け垣、5月の課題
巣ごもり生活もはや2ヶ月。緊急事態宣言は解除になりましたが、5月は水彩教室がありませんでした。6月はボチボチ開講されると思います。と言う訳で、5月の水彩画の課題をアップしました。
お題は、花の生け垣。去年訪れたサンタモニカでの取材写真から。
個々の花を描かずに花を描く
今回は、個々の花を描かずに咲き誇る花々をいかに描くかというのがテーマです。スケッチ
風景画では、目の高さ(アイレベル)が大事です。最初にアイレベルを薄く描いておきます。歩道と屏の消失点も印をつけておきます。
花と葉
乾いたら、鮮やかな色で花を点々と描き、また乾かしては重ねて花にランダムな濃淡ができるようにします。葉も同様。
その後、花のスキマを暗くしてやります。
シャドウを描くと花の見え方に影響するので、鮮やかな花の色をさらに重ねて調節します。
ポイント
花の色は透明感が損なわれないように濃度が比較的薄い絵の具をポンポンと置いていきます。薄めの絵の具が重なったところがビビッドな色の花になります。
木の屏
屏は脇役なのであっさりと描きます。柵のスキマを描いておいて、乾いてから柵の色を塗りました。紫を滲ませて水彩らしい表現にします。
歩道
歩道に敷いてある敷石の「スキマの線」を描くと奥行きがでてきます。
水彩画「花の生け垣」の制作過程を動画にしました
それでは、動画をどうぞ。水彩画「花の生け垣」サンタモニカ / ロサンゼルス
Flower hedge (Santa Monica / Los Angeles)
Size : 35x25cm Paper : Saundars Waterford Cold press 300g
ほしい方には写真とテキスト(pdfまたはプリント)を差し上げます。
お申込みは連絡フォームからお願いします。
テキストは無料です。pdfが開けなければプリントを郵送します。
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