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マスキングもOK・ホワイトアイビス水彩紙

2018年2月9日金曜日

水彩紙レビュー

t f B! P L

色々試してみました

続けてホワイトアイビス水彩紙を使ってみた。
せっかく買ったからたくさん使って見ようと思って描いています。
今回描いたのはニュージーランドの風景から、
一本のモミの木が印象的な一コマ。

マスキングインク

マスキングインクも使えます。

マスキングインクは問題無く使えます。
使ったのは小さな窓枠や花、右の植え込みの葉っぱなんか。マスキングインクはミツワのマスケットインクを60%に薄めて(マスキングインク60:水40)、Gペン、水筆ペン、ストローペンなどで試しました。

ウェットインウェット

ウェットインウェットで滲ませる

最初に描いたときはウォーターフォードほどフワッと滲まないな〜という感想でしたが、慣れると大丈夫。ちょっと多めに水で湿らせてしっかり染みこませて描いたり、絵の具を塗るときにほんのわずか水を多めにするとか、ちょっとしたことできれいに滲ませることができました。慣れの問題かな。


リフティング

絵の具が乾いたあと、ナイロンの筆を湿らせてこすり取る「リフティング」をしてみましたが、意外に取れにくい。木の暗い部分をナイロンの平筆でこすって、ティッシュで吸い取ってみたけど、以外に取れない。その分、定着がよいということなので欠点ではありませんが、絵の具の特性(染みつく性質の絵の具)との兼ね合いもあるので、もう少し試みてみることにします。

グレージング

グレージングをほどこした軒下の影

濃い絵の具を塗って乾かしたあとに薄い絵の具を重ね塗りするグレージングを試しました。軒下の屋根の裏側を暗く塗り、乾いたあとに影を重ね塗り。濃く塗った絵の具はすこし溶けて薄い絵の具に混ざる感じですが、アルシュやファブリアーノと同程度だと思います。先に明暗を描くグリザイユ技法でも問題は無いと思いますが、これも引き続き試してみることにします。

モミの木 ニュージーランド 水彩
「モミの木」ハヘイ / ニュージーランド
Fia Tree / Hahei , New Zealand



水彩画の描き方

水彩の技法やメイキングは[水彩画の描き方]ブログをご覧下さい。
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