エル・ポエタ個展出品作品 その3
エル・ポエタは大宮なので、
新作の他に千葉でしか展示したことのない作品も展示します。
主にボクの水彩教室展の展示や
千葉での個展でしか発表したことのない作品。
「静かな黄昏」35x50cm
この絵の舞台はサンタモニカピア(桟橋)です。
桟橋と言っても船が着く訳じゃなく、
大道芸人がいたり、お店があったり
楽しく過ごせるところ。
おととし、33年ぶりに訪れたロサンゼルスで、
電車に乗って行ってみました。
夕方にビーチから眺めた風景です。
空気がカラッと乾いているので、
風景がキリッと引き締まって見えます。
住むところに作風も影響されるって事ですね。
2021年制作。
「木漏れ日」22x31cm
千葉県佐倉市のとある小径でスケッチ。
まわりはほぼ住宅地で、
この一角だけ未舗装の小径が続き
雑木林の斜面になってます。
左側はススキとセイタカアワダチソウの
枯れた原っぱ。
比較的暖かい日だったけれど、
冬のスケッチはやっぱり寒い。
1時間ほど座り込んでスケッチし、
続きは家で仕上げました。
だいぶ立て込んでいた木の枝は、
スケッチ上では省略し、すっきりさせました。
適度に木がばらけていて、
構図が決まりすぎずによかったと思います。
2021年制作。
「古い農家」33x44cm
甍の高い赤いトタン屋根、今ではとんと見かけなくなりました。
風情があっていい雰囲気のこの農家を
叙情的に描いた一枚。
いずれこの家も無くなってしまうのでしょうか。
この絵を描いたとき、すでに無人のようでした。
バックの林をぼかして薄く描き、
できるだけ空気感を演出しました。
千葉県八街市で。2017年の作品。
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