古びた納屋と八重桜の風情が良かったので、水彩画にしました。
ソメイヨシノのように白っぽい桜は、強い陰影をつけると汚れて見えるので、ソメイヨシノは陰影をおさえて薄く描きますが、八重桜は花の色が濃いので、同系色の濃い赤紫や紫がかった黒で陰影をつけることが出来ます。この絵も結構強めに陰影をつけました。
八重桜
時期は少し遅くなりましたが、
連休に八重桜の絵を描きました。
下の写真は千葉県長柄町の秋元牧場です。
ここの八重桜は東京に比べて開花が遅いほう。
20年くらい前はゴールデンウィークが見頃だったけれど、最近では4月中旬に満開になるかな。
八重桜は花と葉っぱが一緒にでて、しかも葉っぱは茶色っぽい緑色、
花の色は濃いので遠目に見るとちょっとくすんだピンク色に見えます。
白っぽいソメイヨシノとは好対照ですね。
八重桜の花
八重桜。これはカンザンという品種かな。
ご存知、ソメイヨシノ。
八重桜の水彩画
水彩画「八重桜」
ファブリアーノ ラフ300g 22x31cm
紙は荒目で、八重桜のピンクやシャッターの水色、地面のグレーなど、中間調の部分を先に塗ってしまいます。倉庫の壁は良く陽が当たっているので塗らずに紙の地を生かしてあります。
中間調の絵の具が乾いたら、陰影をつけていき、屋根や壁の細かいディティールを面相筆で描いて完成させました。
八重桜にはピンクで軽くスパッタリングを施してあります。
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