水彩教室10月の課題
先月の水彩教室、課題に取り上げたのは
「天使の梯子」と呼ばれる光(薄明光線)です。
天使の梯子の描き方は?
描き方はカンタン、だけど少し難しい。
やり方は、空の色を塗ったら、
乾く前に光線を筆で吸い取ります。
筆は乾いていても、
水を含んでいてもうまくいきません。
少し湿っている状態でリフティングします。
具体的には水を筆につけ、
タオルでギュッと握って水分を吸い取ります。
絵の具の乾き加減や筆の湿り具合で
少しコツがいるけれど、落ち着いてやればOK。
1度吸い取ってもまた滲んでくるので、
しつこく吸い取ります。
また、吸い取ったら、筆は洗って
再びタオルでギュッとして下さい。
リフティングは1〜2回
空が薄いとき、または複雑な光線にしたいときは
2回にわけて吸い取ります。
1回目が完全に乾いたらもう一度水を塗って
(ウェットインウェット)
再び空を塗りかさねましょう。
(はじめに吸い取ったあとにも塗ってしまう)
1回目と同じように筆で吸い取ります。
そのとき、1回目の光線を吸い取るだけでなく
追加して吸い取ると、
最初の光線より弱い光になるので、
「天使の階段」がより複雑になります。
天使の梯子、動画
それでは、水彩画「天使の梯子」の動画をどうぞ。
水彩画「天使の梯子」
場所:江戸川(市川市)
サイズ:25x35cm
紙:ウォーターフォード中目300g
それでは、また。
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