椿貞雄と清川コレクション展
来年の教室展を予約しに船橋市民ギャラリーへ。
同ギャラリーでは今日12月2日から
「椿貞雄と清川コレクション」を開催中。
初日に覧ることができてラッキーでした。
椿貞雄とは
ご存知の方もあるかと思いますが、
大正〜昭和にかけて活躍した画家です。
山形の米沢に生まれ、19歳の時
岸田劉生に私淑して弟子となりました。
その後、千葉県船橋市の小学校で
美術教師となり、
船橋へ転居したとのこと。
春陽会、国画会へ出品して活躍しました。
1957年、永眠。
アトリエは船橋市本町にあったそうです。
水彩画もありました
椿貞雄 牡丹 絹本に水彩、墨、鉛筆
ひととおり覧て、面白かったのは絵の多様性。
肖像画、風景画、静物画、
油絵、水彩画から掛け軸まで、
いろんな手法で描かれた作品がありました。
水彩画では日本画風に描かれた作品が多く、
「ヘタウマ」イラスト風も。
椿貞雄の描いた船橋海水浴場ポスター。
これ、今でも使えるでしょ。
武者小路実篤の本の装丁もしたみたいです。
船橋市所蔵の作品はこちらのサイトで見られます。
船橋市西図書館/船橋市デジタルミュージアム
会期は12月23日(水)まで。
無料なのでお近くの方はどうぞお出かけ下さい。
清川コレクション
椿貞雄と交流のあった船橋の医師、
清川家の美術コレクションです。
椿貞雄の作品を中心に
千葉や船橋にゆかりの芸術家の作品が
多数コレクションされています。
今は船橋市に寄贈されていて、
このコレクションを中核とした
「船橋美術館」の設立が待たれます。
会期は12月23日(水)まで。
無料なのでお近くの方はどうぞお出かけ下さい。
それでは、また。
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