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路地の絵とファブリアーノウォーターカラー水彩紙

2025年8月11日月曜日

水彩画 水彩紙

t f B! P L

「路地の光」
サイズ:14x14cm
紙:ファブリアーノ・ウォーターカラー300g

路地の絵をよく描きます。

大抵の人は、なんでこんなところ描くのか
と、思われるでしょう。
いや、それより、目にも留まらず
「スルー」されるんじゃないかな。

路地にはいろんな面白い形が潜んでいます。
よく見るととても美しい。
特に台湾の路地には、古い自転車やバケツや
なんに使うのかわからんものまで、
雑然と配置されている。
そこに光がさして、面白いリズムを醸し出しています。
これが僕にはとても美しく見えます。


美しい風景は、まぁ、美しい。

「朝」
サイズ:17x12cm
紙:ファブリアーノ・ウォーターカラー300g

誰が見ても美しいという風景、
美しいとは思います。
それでも、絵にすると物足りなく感じてしまう。

路地には、どうでもいいもの、
古くて朽ち果ててしまうもの
誰も目を止めないような雑多なものが散乱して、
まるでインスタレーションのようになっている。
そういう魅力的な路地を見つけると、
「ああ、こういうところを描きたい」と思う。

誰かに認められるためではなく、
自分が納得するために。

水彩紙 ファブリアーノ「ウォーターカラー」

クサカベ ファブリアーノ ウォーターカラー
(写真 クサカベ)

今回使ったのは、コットン25パーセントの
ファブリアーノ「ウォーターカラー」という水彩紙です。
コットンの割合が少ないので、
水で解いた絵の具が表面を漂う感じで、
コットン100%の水彩紙のように
ふわっと滲んではくれません。

また、重ね塗りすると、先に塗った絵の具が溶けてしまうのも
パルプの水彩紙によく似ています。
後から薄い色をかける「グレージング」はうまくいきません。
ただ、後から絵の具を濡らしての修正はやりやすい。


値段が安いので練習用に、と思われるかもしれませんが、
100%コットンの紙とは書き味が違うので、どうかな〜〜。
描きにくいので練習にならないかも。

気軽なスケッチに持って行ったり、ラフスケッチを描いたりするには良い。
ボクのように透明水彩を使う方には、
値段が高くてもアルティスティコ(コットン100%)をお勧めします

クサカベ ファブリアーノ アルティスティコ エキストラホワイト
(写真 クサカベ)


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