静物を描く
ルネッサンス時代、静物は絵描きの技量を測るための見本として描かれることもあったようです。絵描きも王侯貴族や裕福な商人から絵の注文がもらえるように、持てるテクニックを駆使して静物画を描いたのでしょうか。いまでは、見本ということはないと思うけど、僕が好きな作家の一人に、静物画の名手と言えるアーティストがいます。Christopher Stott という方。
よかったら彼のサイトを訪れてみてください。
Christopher Stott
今回の絵は、牛乳瓶に差したペンと鉛筆をモチーフにしました。
17.5x12.5cm
ペンは絵を描くときに時々使うカブラペン。
軸はかれこれ30年くらい前に買ったものです。
鉛筆はニュージーランドのフリーマーケットで買いました。
20セントなので、18円くらいかな。
軸はかれこれ30年くらい前に買ったものです。
鉛筆はニュージーランドのフリーマーケットで買いました。
20セントなので、18円くらいかな。
描き方
描き方というほどでもありませんが、
この絵はグリザイユという描き方をしています。
最初に黒(群青+こげ茶の混色)で明暗の暗いところだけを描き、この絵はグリザイユという描き方をしています。
その後で固有色を塗っていきました。
透明水彩で写実的に描く場合は有効な技法だと思います。
紙は定着の良いウォーターフォードを使っています。
グリザイユについてはこちらの記事も参考にどうぞ
木を描く 恵比寿4丁目
それでは、また。
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