千葉市美術館がリニューアルのため休館するというので、最後の展示を見に行った。展示は「目 非常にはっきりとはわからない」という題名の展示。2フロアの展示なのだが、2フロアとも改装工事中の様相を再現していて、なんと落ちているスリッパやガムテープまでキッチリ2フロア同じになってた。作品も展示されていたけれど、会期中にどんどん変化するようで、入場券は期間中何度でも入れる通し券になっていました。
まあ、何となく楽しいような、化かされたような、「非常にはっきりとはわからない」展示でしたよ。
一番の収穫は上の写真のカタログを手に入れたことか。吉田博という明治時代の画家なのですが、ウィキペディアによると太平洋画会の会長も務めたとか。晩年は浮世絵版画(新版画)にも力を入れ、かのダイアナ妃も作品を購入したらしいです。
表紙はその版画作品ですが、水彩画も多数制作していています。
吉田博の水彩画
大下藤次郎もそうですが、明治時代には水彩画もちゃんと主役を張っていたのですね。
このカタログの展覧会を見逃したのは、返す返すも残念です。
今年も最後のブログとなりました。皆様、一年間ありがとうございました。
来年は4月にJWS展、10月にはJWS10周年記念展が池袋であり、そのあと、コレド室町の千葉銀ひまわりギャラリーでの個展と続きます。皆様、来年もよろしくお願いします。
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