このところボクの水彩教室では、木を描くというテーマに取り組んできました。
一回目は一本の木、二回目は湖上の木々、そして集大成とも言うべき三回目は「木ばっかり」という絵になりました。
第1回の一本の木。ニュージーランド、ハヘイで。
二回目は湖上に生えている木々。これもニュージーランド。
三回目は東京の「有栖川宮記念公園」のワンカットから、こんな木ばっかりの所を描きました。「木を描く」というテーマでなければ、取り上げなかっただろうな〜と思います。
それで、いくつかの教室で試行錯誤しながら皆さんといっしょに描いてみて、たどり着いた絵がコレです。
ごちゃごちゃしてわかりにくいところを創作で整理していきました。手前のシダ類はカンタンには描けないので省略。真ん中のアクセントになる木が目立つように背景の森も簡略化しました。
複雑で描きにくい木々は、塊ごとにわかりやすく整理して描きやすくすれば、結構短時間で描き終わります。たぶんスケッチでも同様に描けるんじゃないかな。
水彩画「林の小径」有栖川宮記念公園(東京 / 麻布)
Narrow path of the forest / Arisugawanomiya Park(Azabu, Tokyo)